Bluetoothと有線の違い。選ぶならどちらの機器?
ビジネスの上でもプライベートでも活躍の場が広がっている「ヘッドセット」や「スピーカーフォン」には無線と有線のものがあります。
ビジネスの場においてそれぞれのデバイスの活用シーンとして考えられるのは、コールセンターなどでのお客様との会話や、Skypeを使って外部とWeb上で会議を行うことでしょう。
特にSkypeを使用した打ち合わせは、遠隔地の相手でも対面で打ち合わせすることなくコミュニケーションが取れるというメリットがあります。
そこで検討されるのが、冒頭の無線と有線のどちらのデバイスを選ぶかということです。
無線の特徴
無線の規格として採用されているものの中で、Bluetoothという規格はオフィスで比較的普及しているので、ここでは無線=Bluetoothという事で話を進めます。
Bluetoothの特徴は、
・少ない消費電力で使用できる
・対応機器は軽量で小型のものが多い
という点があります。
移動の合間などをうまく使って仕事をするビジネスマンは多いと思いますが、出張が多くなかなか社内メンバーとコミュニケーションをとれない場合などは、そういった隙間時間を利用してSkypeなどを介してミーティングをするケースもあるでしょう。
そう言った場合に、上記のスペックを兼ね備えたヘッドセットを利用することで持ち運びのストレスが大幅に軽減されます。
その一方で無線機器が故のデメリットもあります。
主に音楽鑑賞や音声通話の際に感じられるところで、電波の干渉による音声劣化やタイムラグが発生するという点です。
大切なクライアントとのWeb会議においては、相手の声が聞こえにくかったり、自分の声が相手に届きにくかったりすることでスムーズに会議が進まないことも想定されるため、こういったケースが想定される場合にはBluetooth機器の採用は慎重に検討した方が良いと思われます。
有線の特徴
一方の有線の一番の特徴は通信速度が早く安定しているということです。
端末と直接の接続により、Bluetoothでのデメリットで挙げた電波干渉の心配がなく安定した品質で使用可能でしょう。
また、昔からある規格のため、USBやジャックでの有線接続が“出来ない”端末は現状ではまだまだ少数派でしょう。
プリンタなど最近では少しずつ、パソコンからワイヤレスで接続できる機器も増えつつあります。ヘッドセットも先述のように持ち運びや場所を選ばずに使用できる利便性からBluetooth(無線)の製品も出てきてはいますが、コールセンターなど、お客様との会話がメインとなる業務では通話品質の良さを圧倒的に重視している業務において有線接続のヘッドセットが採用されていることは、その安定性の証左と言えるのではないでしょうか。
半面、有線接続のデメリットとしては、使用範囲が限定的であることや、断線の可能性を含んでいる点です。
使用範囲はケーブルの長さに依存するため、ケーブルが長ければ長いほど使用範囲は広がりはしますが、それだけ煩わしさも増えてしまいます。
また、断線もしばしばみられる問題です。
有線のヘッドセットはBluetoothのヘッドセットと比較すると安価のため、それゆえ扱いがぞんざいになりがちですがそれが物理的に断線を招きやすくなってしまいます。断線したら買い替えることにもなりかねず、Bluetoothと比較するとランニングコストがかかる可能性もあります。
Bluetoothにも有線にもメリットやデメリットはあり、適している使用状況があります。
それぞれの特徴をしっかりと理解し、適切な使い方をすることで、より便利に使うことができるでしょう。
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