PCに付属するジャックの色の意味。ヘッドセットはピンクと緑を使う?

デスクトップパソコンの背面部やノートパソコンの側面部に、色のついた、端子の差込口を見たことがあると思います。

これらの差込口にはそれぞれの意味・使用用途が存在しますが、ヘッドセットを使用する上ではどの色に何を接続すれば良いのでしょうか?

それぞれの色の意味と、ヘッドセットとの関連について見ていきましょう。

ジャック色ごとの役割について

PCの後方についているオーディオ端子ですが多いものだと6つついており白黒黄赤(ピンク)緑青とそれぞれ色分けされています。色毎の役割は以下のようになっています。

サイド・スピーカー用
7.1chで活用。左右の音を出力します。

リア・スピーカー用
5.1ch/7.1chで活用。背後からの音を出力します。

黄色

センター・スピーカー(ウーハー)用
2.1ch/3.1ch/5.1ch/7.1chで活用。重低音により臨場感を出します。

フロント・スピーカー用
モノラル/ステレオ(2ch)/2.1ch/3.1ch/7.1chで活用。前側からの音を出力します。

ライン入力用
ミニコンポや家電オーディオ機器からの音を入力します。

赤(ピンク)

マイク入力用
マイクからの音を入力します。

以上が6色の役割となります。白黒黄緑の4色はスピーカーから音を出力する反面、マイクなどによって音を入力するのが青と赤(ピンク)の2色となります。

ピンジャック接続のヘッドセットで使用するのは赤(ピンク)と緑

立体音響を使わないのであれば使うのは赤(ピンク)のマイク入力端子と緑のフロント・スピーカーのみです。

ヘッドセットの先端には、ピンクと緑の色がついているものもあり、それぞれがどちらの端子に接続するかわかりやすいようになっています。初めてヘッドセットを使用する方にとっては非常に親切な仕様です。

ただ、ひとつ押さえておきたいことがあります。

この接続においてはいくらヘッドセットの性能がよくとも、接続は「アナログ」の扱いとなり、ノイズが入りやすいデメリットが存在します。

ノイズが入りやすくなると、通話相手の声が聞き取りにくくなるリスクが増すため、コールセンターやオフィスにおけるクラウド電話(ソフトフォン)、Web会議などのビジネスでの使用は注意したいところです。
※参考:株式会社ジェイドコーポレーションが展開するクラウドビジネスフォン「RemoTEL」は会社の03番号など全国の番号を引き継ぐ事が出来ます。

USB端子でのヘッドセットならノイズ問題もクリア

ピンジャック接続と同様、パソコンとヘッドセットを有線で繋げる手段としてUSB接続での手段があります。

USB接続は音の扱いがデジタルとなり、先述のノイズのリスクが格段に減り、比較的安定した音声の品質が保たれています。

上記のことから、ビジネスの現場においてはUSB接続のヘッドセットの使用がお勧めです。

ところで、アナログでもデジタルでもノイズキャンセルマイク搭載のヘッドセットを使うと周りの騒音・雑音を減衰し、クリアな音でコミュニケーションが実現します。是非下記動画にてご確認くださいませ。(1:30過ぎからの音声比較にご注目!)

※この動画に出てきた製品はこちらです。EPOS | SENNHEISER IMPACT SC 60 USB ML

まとめ

オーディオ端子は多くのものが差し込み口に対応した色をしており、差し込み口に悩むことはあまり多くありません。

赤(ピンク)と青のジャックは同じような役割ですがかけられる負荷が青のほうが強いと言われています。マイク端子を青につないでしまうと故障の原因になりかねないため、注意が必要です。

ジェイドコーポレーションでは、テレワークに最適な高品質ヘッドセットを取り扱っております。

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