コールセンターに適したヘッドセットの条件
なぜコールセンターではヘッドセットを使用するのでしょうか。
また、コールセンターで使用するヘッドセットにあると望ましい仕様や機能はどのようなものがあるのでしょうか。
両手がふさがらないヘッドセットが必須
大半のコールセンターでは、基本的にヘッドセットを使用します。
電話を受けながらPCに情報を入力したり、メモを取ったりする必要があります。
電話の受話器を使うと片手が塞がるので作業効率が落ちます。
両手を使える状態を維持し業務効率を上げるためには、ヘッドセットが欠かせません。
あると便利な機能2選
コールセンターで使用するヘッドセットは、いくつかの機能があると仕事がしやすくなります。
1.指向性マイク(ノイズキャンセリングマイク)
コールセンターでは周りでも同じように作業をしているスタッフが大勢います。
指向性マイクを使えば、周りのオペレーターの声やキーボードを叩く音などが拾われにくくなります。オペレーターの声を鮮明に拾い、周辺の雑音が相手に届きにくくなります。
2.アンプ
外付けのアンプがあると、音量調節が手元でできます。
相手の声が小さい時や、逆に大きすぎる時、ミュートしたいときに便利です。また、相手側のノイズを減衰する機能が実装されているものもあります。
高価なヘッドセットであれば、初めから様々な調整ができるアンプがセットでついているものもあります。
両耳と片耳、どちらがいい?
ヘッドセットには両耳タイプと片耳タイプがあります。
一般的には片耳タイプを選ぶケースが多いです。
特にスーパーバイザーにアドバイスをよく貰う人は特に片耳タイプがオススメです。
集中する必要がある業務の場合は、周りの音が聞こえにくい両耳タイプを選ぶと良いでしょう。
コールセンターではヘッドセットを長時間装着します。
合わないヘッドセットを使い続けると、頭痛を起こしたり、疲れやすくなったりします。
ヘッドセットを選ぶ際は、バンドや耳あての形状、品質も気にしましょう。