テレワークでは無線ヘッドセットを使うべき?ワイヤレスのメリットとデメリット
テレワーク中にヘッドセットを使用しているという方も多いかと思いますが、その際、どうしても気になるのがパソコンとヘッドセットをつなぐコードではないでしょうか。
持ち運ぶ際に絡まったりなどで邪魔に感じることや、取り扱いに気をつけないと断線などをして使えなくなってしまう可能性もあります。
ニーズの高まりから、最近では無線やワイヤレスタイプのものも多くなってきているようです。
マウスは無線・ワイヤレスが主流の時代ですが、音を扱うヘッドセットの場合は無線・ワイヤレスタイプでも問題ないのでしょうか。
メリットとデメリットも併せて、確認してみましょう。
目次
無線・ワイヤレスヘッドセットのメリット
無線・ワイヤレスタイプのヘッドセットに変えて仕事がやりやすくなったという意見もあります。
まずは、無線・ワイヤレスタイプのヘッドセットのメリットをまとめてみたいと思います。
ヘッドセットを装着したまま移動しやすい
パソコンとヘッドセットをつなぐコードがなくなることで動きが制限されなくなるため、離れたところにある書類などを取りに行くときでも、いちいちヘッドセットを外すことなくそのまま移動できるようになります。
画面からは一旦姿が消えてしまうとしても、会話を中断せずにすむので、打ち合わせや会議の流れを止めてしまうこともありません。
テレワークにありがちな無駄な待ち時間がなくなり、スムーズな進行ができれば、相手にとっても嬉しいことではないでしょうか。
また、コードがあると、立ち上がって移動しないまでも、少し大きな動きをするとコードに引っ張られてしまうことも多いかと思います。
知らず知らずに動きが制限され、体が縮こまって硬くなってしまうこともあるかもしれません。
テレワークでは、ただでさえ体を動かすことが少なくなりがちなので、コードのためにそれが助長されるのは避けたいものです。
テレワークでのこういったわずらわしさを解消できるのが、無線・ワイヤレスヘッドフォンの良さといえるでしょう。
邪魔なコードがないためテレワークで移動の際に持ち運びしやすい
ヘッドセットのコードは思いのほか長さがあると思いませんか。
パソコンから作業をする人の頭までの距離にプラスして、多少の動きに対応できるように遊びを加えると、ある程度の長さが必要になります。
常に同じ場所で使うのであれば、持ち運びのわずらわしさはないでしょうが、場所を変えてテレワークをする場合には、このコードが邪魔に感じられるのではないでしょうか。
ぐちゃぐちゃにまとめてかばんに押し込めんでしまうと絡まってしまったり、最悪、断線してしまい、使おうと思ったときに使えないということが起こるかもしれません。
移動のたびに、丁寧にまとめるのも意外と手間と時間がかかりますし、簡単にまとめるアイテムを使ったとしてもなかなかスッキリしにくいです。
このように、持ち運ぶ際に、このコードにストレスを感じる人は少なくないようです。
無線・ワイヤレスのものならこういったストレスがなくなります。
特にテレワークでの移動が多い人などには、このタイプがおすすめです。
パソコンの差込口の種類に関わらず使用できる
最近の無線・ワイヤレスの製品が画期的な理由として、Biuetooth接続を採用していることがあげられます。
これによって、パソコン側の差込口は必要なくなりますので、必然的にその種類も気にする必要がなくなります。
パソコンとペアリングする設定をすれば、すぐに使い始められます。
ただし、パソコン側にBluetooth機能が搭載されていない場合は、専用のレシーバーが必要になるため、検討する前にきちんと確認をした方がいいでしょう。
無線・ワイヤレスヘッドセットのデメリット
無線・ワイヤレスヘッドセットのメリットをみてきましたが、特にコードがないことでのストレス軽減効果は、なかなか期待が持てそうです。
しかし、購入を考える前に、ここでしっかりデメリットについても確認してみたいと思います。
デメリットも踏まえたうえで、ニーズに合ったものを探してみてください。
ノイズが入りやすく安定しづらい
無線・ワイヤレスの場合、よく起こりがちなトラブルとしては、音飛びやノイズなどの安定性の問題です。
有線ではないのでどうしても安定性にムラが生じやすく、性能によってもかなり違いがみられるため、購入を検討する場合には製品についてよく調べてみるといいでしょう。
特にテレワークの場合には、こういったトラブルは少ない方が安心です。
使用前に設定が必要
有線のものの場合、パソコンの差込口に繋げばすぐに使い始めることができますが、無線・ワイヤレスの場合は最初に設定が必要になります。
複雑な作業ではありませんし、一度設定してしまえば、その後はそのまま使えるので不便はありませんが、有線のものに比べると、最初に設定の手間はかかります。
テレワークで無線・ワイヤレスヘッドセットを使用するのはOK?NG?
ゲームをするときや音楽を聴くときなど、相手がいないシチュエーションで無線・ワイヤレスタイプを使う人は多いようですが、テレワークで使用するのはどうでしょうか。
ビジネスシーンのテレワークで相手がいる場合、どのような点に注意するべきかなど確認してみましょう。
使用自体は問題ない
テレワークで、無線・ワイヤレタイプを使うこと自体には、特に問題はないでしょう。
しかし、音飛びやノイズの入りなどが著しい場合には、相手に不快な思いをさせかねません。
テレワークで無線・ワイヤレスタイプを使用する場合は、その性能にも注目して、トラブルの少ない製品を選ぶことをおすすめします。
音声を安定させたいなら有線ヘッドセットの方が安心
テレワーク時の打ち合わせや会議では、実際に顔を合わせていないだけに、音声がとても重要です。
音声が途切れ途切れになってしまうようでは、言いたいことが伝わらず、相手にとっても聞き取りづらいことがストレスとなってしまうでしょう。
何度も言い直すことで、お互い時間も無駄になってしまいます。
そういう事がないように、しっかりと安定した音声を望むのであれば、有線のもののほうが安心できていいでしょう。
問題なく使用できるなら無線・ワイヤレスヘッドセットでも良い
先ほど述べたように、無線・ワイヤレスタイプでも性能の良いものであれば、音飛びやノイズ入りなどのトラブルも少なく、ストレスなく使用できるものも多いです。
問題なく使用できるものであれば、無線・ワイヤレスタイプを使ってのテレワークでも問題ないでしょう。
無線・ワイヤレスタイプしか準備がない場合、テレワークで使用する・しないの判断は、音声の聞きやすさで判断するといいでしょう。
例えば、無線・ワイヤレスタイプのものを使わずにパソコンのマイクとスピーカーを使ったらこちらの声が小さくなってしまい相手が聞き取りづらい、あるいはパソコンの音量を最大にしても相手の声が聞き取りづらい、という場合があるかもしれません。
そうしたときに、無線ワイヤレスタイプを使った方がお互いに聞き取りやすくストレスが少ないようであれば、無線・ワイヤレスタイプでもヘッドセットを使った方がいいでしょう。
テレワークの場面では、お互いの音声の聞き取りやすさ、ストレスの少なさを指標に使用の有無を検討してみてください。
テレワークなら無線・ワイヤレス/有線に限らずヘッドセットの使用を検討しましょう
そもそもテレワーク時にヘッドセットを使うべきかどうか、ということを考えると、使った方が良いといえるでしょう。
相手の音声を確実にキャッチし、自分の音声を確実に相手に届けるということを考えると、有線、無線・ワイヤレスに関わらず、ヘッドセットを使った方が確実です。
パソコンに搭載されたマイクやスピーカーは、テレワークを前提としたものではなく、不必要な音を拾ってしまったり、音声が不安定になることもあります。
大きなヘッドセットを使うのが嫌な場合には、下記のような片耳ヘッドセットもありますので、テレワークにはぜひヘッドセットを使うことを検討してみてください。