Skype for BusinessとLyncの違いは?使える機能は同じ?
離れた場所にいる相手とのコミュニケーションを可能にしてくれるSkypeにビジネス機能を加えたのがSkype for Businessです。
そのSkype for Businessですが企業向けとして新たに誕生したサービスではなく、最初はLyncという名称で使われておりそれをリニューアルしたのです。
LyncとSkype for Businessのそれぞれの概要や機能の違いについて詳しくみていきましょう。
Lyncとは
Lyncはマイクロソフトが提供している企業向けのサービスであり、テキストチャット、ボイスチャット、ビデオチャット、ビデオ会議といったオンライン会議で利用できるさまざまなコミュニケーションツールがパッケージとして統合されています。
ウィンドウズが搭載されているパソコンなどの機器だけでなくiOSやAndroid搭載の機種でも利用が可能となっています。
操作性が大きく向上
もともと企業向けサービスとして提供していたLyncの機能をSkype for Businessはほぼ受け継いでいます。
Lyncは知名度が高くありませんでしたがSkype の名称を取り入れることでボタンといった仕様もSkypeベースに変わっていますので、Skypeユーザーは抵抗なく使えるでしょう。
Lyncでもビデオ会議を行うことが可能でしたがパソコン画面を占有されてしまうため、会議中にパソコンで他アプリケーションの操作を並行することが困難でした。
Skype for BusinessではSkypeの操作性を取り入れて、パソコン画面でほかのアプリケーションを操作しやすい仕様になりましたので、アプリケーションを使って会議を行うことが可能になっています。
LyncとSkype for Businessの違い
Lyncにて使用できた機能はSkype for Businessでもほとんど継続して使用できますし、さらに利便性が高められるように機能が向上されています。
現在の状態を表すプレゼンス機能もSkype for Businessでは強化されており、Lyncではステータスをユーザーが選択する設定だったのが、自動で検出して状態を表示できるようにしてあります。
またSkype for BusinessがOffice と統合されたことによって会議で使用する資料の作成者のプレゼンスが表示されるようにもなりました。
★SkypeでWeb会議を行うときはヘッドセットやスピーカーフォンがあると大変便利です。ともにハンズフリーで会話が可能である上、スピーカーフォンは多対多でのWeb会議において双方に1台ずつあれば複数人での対話が可能です。
お互いの声が聞き取りやすくなりコミュニケーションが取りやすくなります。