WEB会議においてのエコーキャンセラーの役割について

公開日:2016/06/28
最終更新日:2021/10/06

電話やインターフォンなど、生活の中で顔を合わせなくても会話が出来る手段はたくさんあります。
WEB会議もその1つです。

声だけが頼りの場面で相手の声が聞き取りにくかったら、どうなると思いますか？
自分の伝えたいことも十分に伝えられず、相手の思っていることも理解することが出来ず不満が残るでしょう。
また、スムーズに会話も進まなかったせいで、仕事が滞ってしまうなんてことにもなりかねません。

では、なぜ音声が聞き取りづらくなる現象が起こるのでしょうか。

音声が聞き取りにくい理由

通常、スピーカーとマイクを使用して通話をすることを拡声通話と言いますが、
拡声通話では、自分の話す声が相手のスピーカーとマイクを通して返ってきてしまうのです。

これは音響エコーと呼ばれるもので、自分の声だけではなく雑音も拾ってきて音声を遮ってしまいます。
WEB会議をスムーズに進めるためには、この音響エコーを取り除く必要があります。

エコーキャンセラーとは、音響エコーを取り除く役割を果たします。
エコーキャンセラー機能を使うと、自分が話した言葉を相手にだけ伝えることが出来ます。

また、マイクで話をしていると「キーン」というひどい音がした経験はありませんか？
これは、発した音が返ってきて、再びマイクに入りグルグル回ってしまうハウリングという現象が起こっているからなのです。
エコーキャンセラーは、このようなハウリング現象も抑えることができるのです。

エコーキャンセラーは、WEB会議でも非常に役に立っています。
WEB会議は、もちろんスピーカーとマイクを使っての拡声通話です。

また、会議といっても数人での小規模なものから、数十人で行うような大規模なものまで様々です。
WEB会議に参加する人数が増えるほど雑音も入りやすくなりますが、
エコーキャンセラー機能を利用すれば、多人数でも音声のやり取りをスムーズに行うことができるのです。

エコーキャンセラーは、WEB会議で使用するスピーカーフォンに搭載されています。
大切な会議で音声が途切れてしまったり、雑音が入ると円滑に進められなくなります。
ぜひ、エコーキャンセラー機能の付いたスピーカーフォンの導入をおすすめします。

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