ヘッドセットの音質を改善するには?音質の良いヘッドセットを選ぶポイント

Web会議において相手との通話をよりクリアにするために用いられるヘッドセット。

オンライン上でのビジネスのやり取りが増えている昨今では、以前よりもヘッドセットの音質の良し悪しが重視されるようになっているのではないでしょうか。

聞き取りやすさはもちろんですが、自分の声がマイクを通してクリアに相手側に届いているかどうかも気になるところです。

この記事ではヘッドセットの音質の確認方法や選び方のポイントをご紹介します。

ヘッドセットの音質が大切な理由

ヘッドセットを選ぶ際、デザインや使い勝手はもちろん大切なポイントですが、音質も重要なポイントです。

スムーズにコミュニケーションをとるためには、自分の声が相手にクリアに届き、また、相手側の声も明瞭に聞き取れることが大切です。

具体的な音質の確認方法をお伝えする前に、まずは音質が大切な理由について考えてみたいと思います。

スムーズな意思疎通を実現するため

Web会議でヘッドセットを使ったときに、音飛びやノイズ、音割れなどがスムーズな会話の妨げになる場合があります。

音飛びやノイズが続くと、気になって会話に集中できなくなってしまうでしょう。

そのたびに何度も聞き返していては会話のテンポが失われ、話がなかなか進まないという状況になりかねません。

会話の中の言葉の一部が飛んでしまったり、一瞬のノイズで聞こえにくくなるだけでも、意味を取り違えてしまう恐れがあります。

人は聞き取れない部分を補ったり修正したりしながら話を聞く傾向にあり、聞き取りづらい箇所があると、本来の意味とは異なる補正をしてしまう可能性があります。

意味を取り違えることなくスムーズに意思疎通を図るために、音質は大切な要素だといえるでしょう。

ストレス軽減のため

音のボリュームが小さいなど、相手側の音声が聞き取りにくいとストレスになります。

また、不快なノイズや音割れなどが起きるとさらにストレスの度合いも強くなります。

聞き取るために必死に耳を傾けて集中すると非常に疲れますし、会話が中断されてしまうとイライラしてしまいます。

音質が悪いとお互いのストレスを高めてしまい、その結果、業務効率に大きく影響してしまうことも考えられます。

余計なストレスをなくすためにも、ヘッドセットを選ぶ際は音質はきちんと確認しましょう。

ヘッドセットの音質を確かめる方法

実際にヘッドセットの音質を確かめるには、どのような方法があるのでしょうか。考えられる方法をいくつかご紹介していきたいと思います。

他のヘッドセットと聞き比べる

音質の良し悪しを比較するためには、いくつかのヘッドセットを聞き比べてみるのが手っ取り早くておすすめです。

手元にいくつかヘッドセットがあれば聞き比べることは簡単ですが、比べるものがない場合には、大きめの量販店などに行って確認しましょう。

店頭に視聴用サンプルが用意されていますので、実際に聞き比べてみるとよいでしょう。

ただ、この方法では自分の聞こえ方の確認のみしか確認できません。

自分の声がヘッドセットのマイクを通して相手にどう聞こえているかまでは確認できません。

相手側の聞こえ方を確認したい場合には、このあとご紹介するどちらかの方法を参考にしてください。

人に聞いてもらう

マイクの性能について確認したい場合、実際に使ってみて相手に聞いてもらいながら確認するとよいでしょう。

オンライン会議など、実際にヘッドセットを使用するシチュエーションで確認するか、あるいは、プライベートで同僚や友人などにお願いして確認するのもひとつの方法です。

実際のシチュエーションで確認する場合、万が一音質が悪かったときに相手側に迷惑をかけてしまうこともあり得ますので、クライアントとの会議や重要度の高い会議などは避けたほうがいいでしょう。

まずは、同僚との簡単な打ち合わせなどで確認するのがいいかもしれません。

オンライン会議ツールの録画・録音機能で確かめる

オンライン会議ツールには、録画・録音機能が装備されているものが多くあります。実際の会議や打ち合わせで使うことに抵抗があったり、人に頼みにくかったりする場合は、この録画・録音機能を使って音質を確認するのが有効です。

オンライン会議ツール内の会議ルームに1人で入り、何か話しながら録画・録音して、それを自分自身で確認していきます。この方法だと、他人を煩わせることなく自己完結で確認できるので、好きなタイミングでいつでも確認ができます。

音質を確認したいヘッドセットが複数ある場合にも、気兼ねなく、何度でも確認作業をすることができます。

音質の良いヘッドセットを選ぶ際のポイント

音質の確かめ方についてご紹介してきましたが、ここからは音質の良いヘッドセットの選び方のポイントをご紹介していきたいと思います。

現在ではかなりの数のヘッドセットが販売されていますが、デザインや付属機能も多岐にわたり、どんなものを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。

数あるヘッドセット中から音質のよいヘッドセットを選ぶためには、何をポイントとして考えたらいいのでしょうか。

迷ってしまった時には、ぜひ以下のポイントを参考にしてみてください。

有線タイプのヘッドセットを選ぶ

ヘッドセットには、有線タイプのものと無線タイプのものがあります。

最近の無線タイプは性能も良くなっており、使い勝手を考えると無線タイプの方が便利だと思うかもしれませんが、音質を重視するならば有線タイプがおすすめです。

無線タイプは、有線タイプに比べるとどうしてもノイズが入りやすかったり、電波の接続状況によって音データの遅延や途切れが起こりやすいといえます。

電波接続の安定性による部分も大きく、無線環境を確実に整える必要もあります。

一方、有線タイプは電波の安定性を気にする必要はありません。

ただし、有線タイプにはステレオミニプラグで接続する方法と、USBで接続する方法のふたつがあり、接続方法によって音質にも違いが出てくるので注意が必要です。

ステレオミニプラグで接続する場合は、アナログ信号からデジタル信号へと変換するため、劣化しやすかったりノイズが入りやすいという特徴があります。

USB接続では信号の変換がなく、直接デジタル信号でのやり取りとなるため音の劣化も少なくノイズも入りにくい特徴があります。

音質を重視するのなら、ステレオミニプラグで接続するよりも、USB接続のほうがより音質が安定するのでおすすめです。

ノイズキャンセリング機能のあるヘッドセットを選ぶ

ヘッドセットを選ぶ際は、音を聞き取るヘッドフォン部分だけではなく、音を拾うマイクの性能にも意識を向けてみてください。

相手に明瞭に音声を届けるためにも、マイクの性能を確認することは大切なポイントです。

マイクの性能を比較するときに目安となるのは「指向性」と「ノイズキャンセリング機能」です。

よりクリアな音を伝えるうえで重要なのはノイズキャンセリング機能です。

拾った音をデジタル処理していくヘッドセットでは、ノイズキャンセリング機能が搭載されていることが望ましく、音質にこだわるならぜひこの機能が搭載された商品を選ぶようにしましょう。

ノイズキャンセリング機能にはいくつか種類がありますが、主なものとしてはCVC(クリア・ヴォイス・キャプチャー)とアクティブノイズキャンセリングがあげられます。

CVCは風切り音やノイズのような音をカットするもので、アクティブノイズキャンセリングは拾った騒音に対して逆相位の音を発生させて打ち消すものという違いがあります。

アクティブノイズキャンセリング機能のほうが高度なシステムを使用していて、ノイズの取り除かれ方がより自然だと感じる人が多いようです。

音質の良いヘッドセットを利用しよう

ヘッドセットの音質について、確認方法や選び方などをご紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。自分の快適さはもちろん、相手側への配慮も踏まえて、音質の良い快適なヘッドセットを選ぶようにしましょう。