テレワーク用のヘッドセットは片耳タイプがおすすめ?片耳タイプのヘッドセットのメリットとデメリット
2020年以降新型コロナウィルス感染症予防の一環として、多くの企業でテレワークの導入が進みました。
感染症の有無にかかわらず、新しい生活様式として、オフィスに出社せずテレワークを継続する企業もあるようです。
その場しのぎで自宅にある環境を使ってテレワークに対応していた方は、そろそろテレワーク向きの設備や装備を整えようとしているのではないでしょうか。
そのようなテレワーク用の装備の1つとしてヘッドセットを検討されている方もいらっしゃるでしょう。
実は、ヘッドセットには両耳と片耳の2つのタイプが存在します。
本記事ではテレワーク用のヘッドセットのうち、片耳タイプのヘッドセットについてのメリットとデメリットをお伝えします。
ヘッドセットには両耳タイプと片耳タイプがある
ご存じの方も多いでしょうが、ヘッドセットには両耳タイプと片耳タイプがあります。
両耳タイプは、音楽を聴いたり、ゲームをしたりする時に使用するヘッドホンでも採用されているので、なじみのある方も多いでしょう。
一方、片耳タイプは自動車の運転をするときなどに実際に使用されている方もいるでしょうし、プロドライバーの方などが使用している姿を見ることもあるでしょう。
ヘッドセットにはオーバーヘッド型や耳掛け型、イヤホン型など、さまざまな形状がありますが、それぞれ片耳タイプと両耳タイプの製品があります。
どちらのタイプの製品もたくさん存在します。
ということは、両者とも使用するメリット・デメリットを備えているということです。
片耳タイプのヘッドセットをテレワークに使用するメリット
それでは、片耳タイプのヘッドセットに注目してテレワークで使用するメリットを挙げていきます。
来客に気付きやすい
まずは、自宅でテレワークをしている場合、片耳タイプを使用していれば来客に気付きやすいことがメリットとして挙げられます。コールセンターのオペレータがほとんど片耳を使用しているのもこの理由で、片耳タイプだと周囲の人、マネージャー、SVからの指示に気づきやすくなります。
宅配便を受け取らなくてはならない、集金担当者が訪問予定など、あらかじめ来客が分かっている場合は、タイミングを逃すことなく対応できます。
両耳タイプの場合は、周囲の音が聞こえづらく、ヘッドセットからの音声に集中しやすくなりますので、玄関チャイムを複数回押されても気が付かないこともあるでしょう。
家庭生活とテレワークを両立させたいときには便利に使用できそうですね。
子どもやペットの様子に気付きやすい
「自宅でテレワークをするのなら」と家族から子どもやペットの世話を任される場合もあるでしょう。
そのようなとき、片耳タイプなら子どもの発する声やペットの鳴き声もヘッドセットを付けていないほうの耳で聞くことができるので、様子の変化に気付きやすいです。
両耳タイプを使ってWeb会議などに集中してしまい、子どもやペットの様子の変化に気が付かず、大変な事態を招くというような事態を避けることができます。
移動中に使用しやすい
自動車を運転している人が、片耳タイプのヘッドセット身に着けているのをよく見かけますね。
警察は、自動車を運転する人に対して、安全運転をするために必要な音や声が聞こえる状態にしておくようにと指導しています。
現状では、自動車を運転中にイヤホンを使用することは、運転を妨げないようであれば道路交通法違反になりません。
携帯電話やスマートフォン本体を操作することなく、ヘッドセットのボタンを押すだけで通話できるので、多くのドライバーから重宝されています。
自動車を路肩に一旦停車させて通話する必要がないので、長距離を運転しなくてはならない人は特に助かりますね。
最近は、ランニングやウオーキング中の方が片耳タイプのイヤホンやヘッドホン、ヘッドセットをしている姿も見かけます。
周囲の交通に気を付けながら、音楽を聴いたり、会話をしたりすることができるので活用されているようです。
通話をしながらでも周囲の音を聞きとれるという移動中に使用しやすいという特性から好まれています。
片耳タイプのヘッドセットをテレワークに使用するデメリット
メリットについて把握したところで、次は片耳タイプのヘッドセットをテレワークに使用するデメリットについて挙げていきます。
ヘッドセットの音に集中しづらい
片耳タイプは、片耳をヘッドセットに当て、もう一方はフリーの状態です。
周囲の音を聞くことができるメリットがある代わり、ヘッドセットから出てくる音に集中しづらいというデメリットがあります。
大勢の人が滞在するカフェなどでテレワークをする場合には、周囲の音が大きいので、片耳タイプでヘッドセットからの音を聞くのは厳しいかもしれません。
音漏れがしやすい
音漏れがしやすいことも片耳タイプのヘッドセットのデメリットです。
耳とのフィット感にもよりますが、片耳で周囲の音が聞こえてくる中で、もう一方の耳でヘッドセットからの音を聞こうとすると、どうしてもボリュームが大きくなってしまいがちです。
大音量で聞くと、それだけ音漏れもしやすくなりますが、耳への負担も大きくなってしまいます。
片耳だけ疲れる
片耳タイプの弱点は、片耳だけ疲れてしまうことです。
ヘッドセットの音を片耳だけで聞くと、どうしてもその耳に集中しますので、片方の耳だけが疲れてしまいます。
左右どちらの耳でも使用できる片耳タイプの製品もあります。
その場合には、左右交互に使用するなどして、どちらかの耳だけに負担を掛けずに済むでしょう。
テレワーク中のヘッドセットは状況に応じて片耳か両耳かを選択しましょう
片耳タイプのメリットとデメリットについて触れてきましたが、想定されるテレワーク環境では、片耳と両耳、どちらのタイプが適しているでしょうか。
テレワークでヘッドセットを用いるタイミングは、Web会議の場合が多いのではないでしょうか。
どこでどのような状況でWeb会議を行うのかなどを具体的にイメージしてみましょう。
その使用環境や状況に応じて片耳か両耳かを選択しましょう。
さて、いざ使用環境や状況を加味しながら選ぼうと思っても、なかなか難しいものです。
なぜなら、ヘッドセットはパソコン機器メーカーや家電メーカーなどから、多種多様な製品が販売されているからです。
本記事では、世界のビジネスシーンで高い評価を得ているヘッドセットメーカー、デンマークのヘッドセットメーカーEPOS |SENNHEISER(イーポス ゼンハイザー)の片耳タイプと両耳タイプ、それぞれ1点ずつをご紹介します。
折りたたみ式で62グラムと軽くてシンプル、美しいフォルムのヘッドセットです。
クリアで自然な音声品質が可能なスピーカーと、周囲の音を消すノイズキャンセリング機能を持つマイクを備え、さらに手元操作が可能なリモコン付き。
手頃な価格でありながら、突然発せられる大きな音量から聴覚を守るシステムまで搭載されているなど、本格的な機能を備えたヘッドセットです。
・ADAPT 160 USB II(両耳)は片耳タイプですが、こちらは両耳タイプです。
重量は片耳タイプよりも33グラムほど重くはありますが、軽量タイプであるといえます。
このように折りたたみ式のヘッドセットであれば、自宅でテレワークをするときだけ引き出しなどの収納から取り出し、使い終えたら再びコンパクトにしてしまうことができます。
自宅以外の場所でテレワークをする時にも、持ち運びができるので便利でしょう。
実際に使用する環境や状況以外にも、収納方法や携帯性など、テレワークならではのヘッドセット選びのポイントもあります。
まずは、いろいろな製品をチェックしてみましょう。
また、何よりも脅威のノイズキャンセル能力を以下からご確認下さい。(1:30〜)
登場しているヘッドセットはIMPACT SC 60 USB ML