Skype for Businessでの会議に電話で参加は可能か?【PSTN会議】
Skype for Businessは遠方の方とビデオ会議を開催する際などに大変便利ですが、その際にビデオ通話ではなく電話で参加することも可能であることをご存知でしょうか。
ここでは、電話を使ったSkype会議についてや電話料金の発生有無などについて詳しく紹介していきます。
電話でSkype会議に参加 = 「PSTN会議」
Skype会議への参加者が1人でも、電話を使用してその会議に参加する場合、その会議を特別に「PSTN会議」と呼んでいます。(ダイヤルイン会議とも呼ばれます)
※PSTN(Public Switched Telephone Networks):公衆交換電話網(一般の加入電話ネットワーク)の意味
PSTN会議は日本国内での使用は可能ですが、他国においては使用できない国もあるため、仮に海外出張中にこの会議システムを使用する場合は、あらかじめその国の対応可否を調べておくことが必要です。
Skype for businessの電話会議はどのような場面で利用するのか
Skype といえばビデオ通話メインで利用されている方も多く、ビジネスにおいては遠隔地の相手との会議を進められるため重宝している方も多いでしょう。
現在ではスマートフォンやタブレットを使い常にインターネットに接続する手段がありますが、出張先が海外などでインターネットに接続できる環境になかった、など、稀なケースではあれそのようなネッにつながらない環境に身を置くことも想定されます。
そうなった際には当然インターネット経由でのSkype会議への参加は困難、と思われがちですが、PSTN会議システムにて、携帯電話を始めとする電話を使用して、会議への参加が可能です。
PSTN会議に参加する方法と電話料金について
・PSTN会議に参加する側
電話を使用して参加する場合は、基本的にはSkype for Businessの契約ユーザーでなくても問題はありません。
しかしながら、参加者が電話を発信してその会議に入ることになるため、その参加している時間分の通話料は発生します。
(国内通話の場合は一般電話、携帯電話の通話プランに準拠)
・PSTN会議を開催する側
Skype for Business Plan 2とアドオンライセンスSkype for Business PSTN会議(月額440円/1ユーザー)の追加が必要です。
会議の設定や、参加者に発信してもらうための電話番号、会議IDの発行が可能になります。
以上のように、PSTN会議の手続きは多少煩雑なところもありますが、あらかじめ知っておいて損のない会議システムです。