ビジネスシーン別ヘッドセットの選び方

新型コロナ流行前は仕事で業務用ヘッドセットを使用している職場はコールセンターくらいであったかと思います。しかしながら今やビデオ会議でもさることながらスマホなどでもヘッドセットを接続して会話される方が目立って多くなってきています。

その理由はひとえにその「音のクオリティの良さ」というところに行き着くのではないでしょうか。

一方では、ヘッドセットは様々なタイプが世の中に溢れており、値段も千差万別、どのくらいの価格のものをどのように選んだらよいか分からない方も多いかと思います。

ビジネスシーン別おすすめヘッドセット

ここでは「ビジネスで使用して問題無い」ヘッドセットメーカー「EPOS | SENNHEISER　イーポス　ゼンハイザー」の製品をビジネスシーン別にご案内していきます。価格帯も「業務用ヘッドセットを知っている方」からすると平均的（か若干リーズナブル）なものと感じて頂けるものと思います。

オフィス向け（Web会議、IP電話のソフトフォン）

「SC 30 USB ML」、「ADAPT 130 USB II」

オフィスでの使用については、クオリティの高い音声コミュニケーションが可能となるヘッドセットがおすすめです。

ただ、配る社員数によっては数が多くなりがちなので、IT部門や総務部門にとっては、価格も重要視するポイントとなってきます。その点、この二つのモデルは非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。ヘッドセットを初めて購入する方にとってもおすすめです。

標準価格はSC 30 USB MLで、税込6,600円、ADAPT 130 USB IIで税込9,075円です。

テレワーク向け

ご自宅やコワーキングスペース等でテレワークをする方は、周囲の環境によってヘッドセットを選びましょう。

周囲の雑音が大きいならノイズキャンセルマイクの性能が高い「SC 630 USB ML」などハイクラスモデルを検討したほうが良いかもしれません。こちらは普通にコールセンターでも使用されているようなタイプなので雑音の低減力は抜群です。

周囲の環境がある程度静かで、音声通話が問題なく出来れば良いということであれば、上述したオフィスでのおすすめ品「SC 30 USB ML」、「ADAPT 130 USB II」等安価なタイプでも良いでしょう。（といってもこちらに搭載されているノイズキャンセルマイクも相当に秀逸ですが→下記に掲載している音声比較動画をご覧ください）

標準価格はSC 630 USB MLで、税込26,400円です。お値段も張りますが、音質、ノイズキャンセル、そして装着感、どれも最高です。

コールセンター向け（クラウド型コールセンターシステムのソフトフォン）

「SC 230 USB MS Ⅱ」、「SC 630 USB ML」

音質も装着感も重視したモデルをおすすめします。

会社の顔の一部となるコールセンターは、音質トラブルがあってはならない職場です。

そのため、性能を重視したモデルがおすすめとなります。コールセンター環境では一般的にノイズキャンセル機能搭載は「当たり前」となっているところがほとんどですが、上記両製品ともコールセンターでの運用に耐えうる高性能なノイズキャンセルマイクが搭載されています。

また、コールセンター業務はヘッドセットを長時間着用することが多いので、装着感が重要になってきますが、この2タイプはそれを前提に設計されているため装着ストレスを軽減させる事に役立ちます。

標準価格はSC 230 USB MS Ⅱで、税込15,400円、SC 630 USB MLで、税込26,400円です。

コールセンター向け（従来型のビジネスフォンタイプ）

「IMPACT SC 238 」＋RJ9 接続ケーブル
「IMPACT SC 638」＋RJ9 接続ケーブル

基本はクラウド型コールセンターシステムのソフトフォンで使用する場合と同じ観点で選ぶと良いでしょう。

ただし、ビジネスフォンタイプの場合、接続がUSBではなく、RJ9というモジュラー型のジャックになるため、ヘッドセット本体とは別にケーブルの選定と購入も必要になりますので、注意が必要です。特にこのモジュラージャックは物理的な形は同じでも接続する電話機メーカーや製品によって中の配線が異なるものを用意する必要があるため、ご購入の際は販売店に相談すると間違いが無いでしょう。株式会社ジェイドコーポレーションでは国内に出回っている電話機について殆どの接続情報を持っていますのでお気軽にご相談下さい。

※参考: EPOS ｜SENNHEISER製 AVAYA接続ケーブル　CAVA31

標準価格はSC 238で、税込15,400円、SC 638 で、税込24,200円です。

以上EPOS ｜SENNHEISER（イーポス　ゼンハイザー）のヘッドセットについてシーン別ご紹介しました。

自分の業務や環境に合ったヘッドセットを探して、快適なビジネスライフを送りましょう。

また、参考までのEPOS ｜SENNHEISER（イーポス　ゼンハイザー）の音質のクオリティ（1;15くらいからが注目です）

実際の性能や使い心地をご覧くださいませ。