Skype翻訳の使い方。日本語にも対応しているのか?

国際化に伴って海外企業と取引をする機会が増えてきています。Skypeを利用すると海外の取引先とも会議や打ち合わせを気軽に行えますが、問題となるのが言葉の壁です。

お互いに言葉が理解できないとコミュニケーションが取れず通訳が必要になりますが、毎回通訳を依頼するのも手間や費用がかかります。

Skypeには翻訳機能がついていますので、その機能を利用すれば相手の言葉が理解できなくても意思疎通が可能になります。Skype翻訳の機能について詳しく見ていきましょう。

Skype翻訳の機能と特徴

Skype翻訳ではマイクロソフト社のリアルタイム翻訳機能が備わっているので、通話中に発した言葉が、ほかの言語にすぐに翻訳されて相手に伝わるのが大きな特徴です。

しかもチャットなどの文章を翻訳するテキスト翻訳と音声を翻訳する音声翻訳の両方があり、その両方をサポートする言語は約10言語もあります。

英語やアラビア語、フランス語、中国語といった国連公用語に加えて日本語もサポート対象となったので、Skypeを使用すれば海外との取引がより円滑に進められると期待できます。

Skype翻訳の使い方

 Skype翻訳を利用するにはWindows 7以降のOSがインストールされているデバイスが必要です。Skype for Windowsデスクトップは、Skypeの公式ホームページよりダウンロードし、サインインすることで翻訳機能も利用できるようになります。

翻訳機能を有効にするためには、Skype for Web、Windowsデスクトップでは地球アイコンを、Skype for Windows10ではメッセージ領域にある翻訳アイコンをクリックします。

通話のときに連絡先の名前の部分にドロップダウンリストが表示されているので、翻訳したい言語を選択して通話を開始します。

Skype翻訳に関するさまざまな疑問

通話をする相手がSkype利用者ではなかった場合であれば、固定電話や携帯電話でも翻訳機能が使えます。

ただし利用時に費用がかかる、月額プランに加入するなどの条件があります。

また、Skype for Windowsデスクトップでは固定電話や携帯電話で翻訳機能が利用できないので、予め知っておくと良いでしょう。

翻訳された言語をはっきりと聞き取ったり、通話の相手に自分の声を聞き取りやすくしたりするためにもヘッドセットやスピーカーフォンを使用するのが望ましいでしょう。